こんにちは、yutakaです。最近忙しくてやっとアーカーブでリハノメチャンネルの
PTタックル~こんなPTに誰がした~を見ることができました。切り込んだ質問や答えにくい質問を
参議院議員の小川克巳先生、田中昌史先生、前PT会長の半田一登先生にしていただき非常に楽しく視聴ができました。内容を少し交え個人の感想を書きたいと思います。
①PTのどんどん下がり続ける給料
はじめの質問でおそらくほとんどのPTが気にしている話題です。現状の診療報酬ではどうにもならないのはわかっていますがどうにかならんかいねという質問ですね。
これに対して個々の力をつけていくことを田中先生からお話がありました。自分の売れるものを作っていくことが大事とありますがこの回答については少し残念でしたね。PTとして人生を歩みたいという質問に別個の力をつけるようにというニュアンスに感じます。
現状の社会には限界があるので別の力を身につけるとありますが別の仕事で収入を得ながら隙間でPTをするという逆の相関図が生まれるように見受けます。PTを主に生きていくにはどうするかどうしていくかを話していただけるとよかったなと思います。
②サービス残業・不正請求が横行している業界
サービス残業は、昔に比べだいぶよくなったなと感じています。人を対象に仕事をしていく上で仕方ないかなと思っちゃいます。私自身、加算が増えるたびに書類が多くなり書類の字が小さくなり見えづらくなるは本当に共感ものです。これは誰にむけての書類だろうと思っちゃいます
不正請求については、時間拘束という高いノルマの中ではつきものなのが現実です。職場の経営者を交えて対策をしていかないといけない課題だと感じます。事務長などはこんな現状を知っているのかよくわかりませんからね。一人一人がルールを守れるように職場全体で考える必要があるかもしれませんね。
③老害・パワハラ・アカハラなんとかして
受けたことがないPTはいないと思う話題ですね。今の若手は本当に繊細だなと思います。嫌なら辞めればいいぐらいの気持ちで働いていますからね。
このような言葉が生まれてから関係性を作るのが苦手になる上司が増えてきたのも現状です。私自身これが亀裂を生む発端ではないかと思います。あとは、病院における中堅層の空洞化ですね。若手のスタッフが相談、指摘されるときに少し上の先輩がいなく役職者から指摘を受けるような職場が多くなっているようにおもえます。私たち中堅層がしっかり緩衝材となり受け止め上と下の関係性をつなぐことがよりよい職場を作るのではないかと思います。
④足りる?足りない?将来は大丈夫か?理学療法士の需給予測
半田前会長がだいぶ切り込みましたね。将来の病院経営は思いあたることがあります。そもそも新人がリハビリをしようがベテランがリハビリしようが報酬が変わらないなら人件費の安い若手に働かせるほうがいいですもんね。
理学療法士の養成校の抑制は私も必要だと思います。さすがに需要と供給のバランスが崩れてますからね。その中で自分のオリジナルを見つけ生きていけるように精進することが必要だと感じます。
さいごに、
私がアーカイブを見たときの視聴回数が7000前後でした。私はそれに非常に残念です。
このような素晴らしい取り組みに興味、関心を持たないでPTをしている人たちは何を考えているのかと問いたいところです。PTをよりよくしていくために情報収集、自己研鑽は必須であり必ず自分に返ってくると思っています。自分を取り巻く環境がどのようなものかしっかり頭に入れ臨床につなげれたらと思います。
長くなりましたが見ていただきありがとうございました。
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